以前、ノーチラスヘッドホンを製作した。
かなりのネタデバイスではないかと思われていたかもしれないが、
実は意外と気に入っていて、ずっと使っていた。
今回、以前からの懸案であった「ぐるぐる部分が借り物モデル」という点を、
巻貝モデルの自作によって解消した。
巻貝モデルの作成。
事前調査によると、巻貝は対数らせんによってあの形状を出しているそうで、
じゃあそれを3DCADで再現できるかが問題となる。
Fusionはスプラインの挿入ができるが、それをスイープの形状として使用することがついにできず断念した。
次考えたのは、AIにやらせてみよう、という話で、
AI氏に聞いたらできますというので、AI氏がコマンドを考え、コマンドベースで動くCAD(opencascadeとか)を使って造形することを実施した。
したのだが、さんざんエラーの出るコマンドを修正した結果、
出てきたのが対数らせん状の、管(ずっと同じ直径、しかも同一平面状)だったためあきらめた。
AI氏に巻貝とはなんぞから説明するのはさすがにあきらめた
(いや、だいぶ説明はしたが理解したフリをするので。。)
結局最終的には、FreeCADを使用して作成した。
使用感がどうにも合わず敬遠していたのだけれど、
無料でできる範囲ではFreeCADかBlenderしかないため、どちらかを選ぶ必要があった。
作業としては、対数らせん風のスパイラルを一周単位で用意し、シート状に押し出したものと、
円錐状の物体とのブーリアンによって巻貝のスイープラインを作成し、
それに合わせて一周ごとに直径を変えながらスイープする。
そのままだと中実、中身詰まっているため、もう一度スイープ作業して、空洞部分を造形し、
中実部から空洞部を除去してモデリングした。
文章でまとめるとこれだけだが、途中でちょっと嫌になるくらい面倒。
さて巻貝部はできたのだが、ヘッドホンと接続する部分を別途作らなければならない。
FreeCADでもできるかもしれないが、すでに巻貝作るだけで発狂しそうであったため、
これはFusionにモデルを持って行ってその先を造形した。
持って行ったモデルがFusionで加工できるわけではないため、それはそれで大変だったが。
これが左右ぶん必要、、えぇ、、CADのミラー機能は機能しないことが多く、
今回は3Dプリンタのスライスソフトの反転機能で逃げた。
造形途中の様子。
以前の巻貝は外注するにあたって半分に分割して後からくっつけたが、
今回は一発造形。1パーツで完成する。
できた。
オルカくんに代理で装着してもらっている。
夜光フィラメントで作ったので、UVライトを当てると光る。
ノーチラスヘッドホンVer.1との比較。
ちょっと大きすぎたのを修正し、いい感じ?になった。