ヘッドフォンアンプくん2号をつくる
前回とりあえず作ったアンプはとりあえず鳴ったものの,
オペアンプの違いを見ながらどうのこうのしようとしたところたいへん不都合だったので,
新しく作ることにした.
今回の仕様:
・5Vモバイルバッテリから±12V作って駆動
・2回路入りオペアンプをひとつ,変更しやすいように搭載
・前段のオペアンプの駆動能力の制限を受けないよう,後段にバッファアンプをつなげる
前段はオペアンプ使用数を減らすため非反転増幅とした.
5V単電源駆動にしないのは意地,,じゃなくて,付け替えられるオペアンプのバリエーションのため.
前段増幅率もユニティゲインあたりでは不安定になるものもあるだろうということである程度増幅度を上げ,
その分入力時に減衰を掛けてみた.
後段バッファには電流量からLME49600を使用した.
今回は電源ラインは間違えなかった.が,ミスはあった.
DCが出力に出て耳にはいっていたイヤホンがあったまって死んだ.
壊れてもいいモバイルバッテリ,いらないイヤホン,
あとはオシロとサーモグラフィでだいたいのエラーは発見できる.
ボリュームが安すぎて片耳だけ音が消えないのも正直微妙だが後で交換できるからいいことにする.
で,試してみたが,十分な耳がないと「これだ!」とはいいがたいということが分かった(げらげら
このオペアンプ群はないかなー,とか,この品種ならいいかなー,とか,
これはいいんだけどスマートフォンの電波をよく拾うから普段使いできそうにないなーとか.
そのくらいならわかる.
それ以上は十分なブラインドテスト環境がないと差がつかないというか,
あっても差がつかないかも.
2018.07.07追記
ホワイトノイズが1号と比べてだいぶ多いことに気が付いたので,
減衰を1/10に,初段増幅を20xに変更した.