たくさん欲しいI/O LinuxCNC (EMC2)用パラレルポートの増設
軸端のリミットなど,センサを増やしたり,クーラントコントロールまでコンピュータで行おうとすると,
マザーボードにオンボードされているパラレルポート1つではとてもI/O数が足りない.
また,EMC2のマニュアルでは「電気的なトラブルがあったとき増設ボードだとマザーが壊れずに済むかも」と書いてあります.
というわけで,DB25というかIEEE1284というか,パラレルポートをPCIスロットに増設するわけですが.
過去には「このチップのカードはやめておけ」的なことがwikiに書かれていたことがあったりしてどれなら当たりか分からない.
適当にコントロールチップメーカを分散させつつカードを集めて,テストできるようにしました.
・玄人志向の1ポート品 「1P-LPPCI3」 PLX Technology(旧Oxford)社 OXuPCI952
動くことは動く ただしSPPのみかも 2012追記 センサ側で盛大に誤動作したので信用してない
・AREA の2ポート品 「SD-PCI9715-2P」 NetMOS NM9715CV
は動作を確認した.現在実用中.
AREAの2ポートはお値頃だが,在庫限りとのこと.
・koutech「 IOFLEX-2NP 」 NetMOS NM9815 問題なく動作.
・SUNIX 「4018AL 2P」 SUNIX SUN1888
は2ポート品を持っていて,テスト待ち.
SUN1888は公式wikiに動作報告がある.
コントロールチップが同じならメーカ違いでも多分使えるのではないでしょうか.
問題があるとすれば,Atomマシンは増設スロットがないため効率的にポートを増やしたいのですが,
2ポートパラレルのPCIカードが続々と生産終了になってきている点ですね.
最近PCIからPCIexpressにスロットが変わりつつあるが,対応カードが出てきたので,
いずれ追いかけようと思う(ただし,マザーにスロットができてから)
特にkoutechはPCIexpressでも2ポート品のラインアップがあるので日本上陸を期待して待っているところ.
というか,今のうちに脱パラレルポートを模索しておくべきなのかもしれませんが..