ページを新たに作るほどではない文章量のtips群. 検索に必要な単語はなるべく織り込むようにしているので,各自で検索かけて使ってください. |
ヒトコトヌシ
USBミキサーが音飛びする
以前使っていたPC用オーディオインターフェースがOSのアップデートによって非対応となってしまったので, 新しくミキサー付きのUSBオーディオ入出力デバイスとして,ヤマハのAG-03を導入した. ところが,音を再生させると1分に2回程度の高頻度で音飛びが発生する. 一般的なトラブルシュートでは治らず,PCのレイテンシを調べるLatencyMonによると, 音飛びの発生するような高レイテンシな処理が走っている様子もない. ほかのPCに接続するときちんと動作するのでミキサーの不良でもない. 結局,PCにUSB2.0のPCIボードを刺してそこに接続したところ改善した. どうやらUSBコントローラに問題があったようだ |
ウォシュレットの小ボタンだけ効かない
状況 リモコンの小ボタンを押すとなんかモータの動く音だけして流れない 大ボタンは効く リモコンじゃないよね(電池OK,大ボタン効いてる) 小ボタンを押して便器から何かが動く音がすることからも,そこより先が原因. 手動レバーでも小のほうは効かない. 中身あける前に予想. ・モータは単純に手動レバーにつながってる ・手動レバーは何らかのリンケージにつながってバルブを動かしてる,外れるか壊れるかしてる ・2系統あるはず 栓を止めてタンクを空にしてから,答え合わせ. ・2系統のフロートバルブを,それぞれボールチェーンで引っ張る仕様 ・ボールチェーンが1本留め具から外れてた なんで外れたかは不明 チェーンを掛け直して修理完了. |
プリンタのインクが出なくなる
ブラザーのMFC-6490CNを使っている. インク交換直後から数枚印刷後のタイミングで交換したインクの色が出なくなることがある. クリーニングを繰り返すと全色のインクが減っていって大変なことになる. インクが詰まったわけではなく,インク交換時にインク流路に空気を噛んでしまったことが原因のようなので, Wordの図形機能なりイラストソフトなりでA4ページの半分~全面に該当のインクを多く消費するであろう色をベタ塗りして印刷する. 途中でヘッドクリーニングを挟んでもよい. が,おそらくインク消費的にベタのほうがはやい. これを繰り返し続けるとそのうち流路の空気が排出されて復活する(まあ,たいていは) プリンタは吐出量で残弾カウンターを管理しているので,当該のインクはベタ塗りのぶんだけ減って表示される. ただ,残量警告が出るのは光学式のセンサによるような気がする. 漫然とヘッドクリーニングするよりはまし. |
Windows8のバグでキーボードがおかしくなる
Windows8を再起動したとき(とくに,アップデート後)キーボードで文章を入力しようとすると 訳の分からないショートカットキー扱いされてまともに入力ができないとき, なんとかして設定をいじるコントロールパネルにたどり着き, コンピュータの簡単操作センター」の「ナレーターを有効にする」をおして 読み上げを有効にしたあと,「Ctrl+Alt+Esc」でナレーターを終了させると,なぜか元に戻る. たぶん,何かのバグでアクセシビリティ関連機能が勝手かつ部分的に有効化されるため, 明示的にアクセシビリティをオン・オフしてやると元に戻るのではないかと. |
Windows7のISOとハマりどころ
Windows7のPCのHDD損傷品を手に入れた. ライセンスキーのシールは箱に張ってあるがインストールメディアがないので, ネットの海を探したところ, http://techpp.com/2009/11/11/download-windows-7-iso-official-direct-download-links/ にリンクを見つけた. このサイトいわく,下のリンク群はMS公認のネットショップのサイトのものだという (ホントかどうかは知らない,ここでは信じることにする). US版なので,インストール後日本語パックを当てる必要はある. が. HomePremiumのISO内の.wimがどうやら破損しているようで, インストール中に「光学ドライブのドライバがない」などとのたまう. 別のエディションのもの,Professionalは破損していないようだったので,これをダウンロードし, ISOイメージを編集するツールでei.cfgをいじってエディション判定を外す. 方法はこちら http://ameblo.jp/7th-sfg/entry-11524429349.html が詳しい. エディション判定を外すと,インストール時にどのバージョンを入れるか訊かれるようになるので, 必ず手元のライセンスキーに合うエディションを選択する. ROMドライブやDVD書き込み不良を疑ったりしてだいぶ余計に時間がかかったので,メモしておく P.S. エディション削除できるんなら,手元の日本語版DVDを元にエディションフリー版を内製すればいいことに気がついた |
顕微鏡レンズの修理
写真とってないのでこっちコーナー掲載. 金属顕微鏡が破棄されていたので,実体顕微鏡しか観測設備のない研究室に保護したのだが, 一番使うx10の対物がカラカラいう. 先端のレンズ群が外れているようだ. SPLanレンズは中古でもお高いらしいので,自分で直してみた. あとで修正できるようにアラビックヤマトのりで貼ったのですが. 群の向き間違えまっした. しかも意外としっかりくっついてしまったので,剥がそうとする過程で 「レンズ群の貼りあわせバルサムが剥がれる」「レンズ一枚に周辺剥離」.. だめでもともとモードになったので,対物レンズセットごと水道掛けてノリを緩くして問題のレンズをはがす. バルサムはアルコールで除去. 群の貼り合わせは,衝撃がかかるタイプの用途ではないので,粘度が高くて安定な真空グリスで剥離した部分を埋めながら張り合わせた. ずぶ濡れになった対物レンズの他の部分は,そのへんにあった真空チャンバとロータリポンプで真空乾燥の刑にした. 乾いた本体に,正しい向きでレンズを,またアラビックヤマトで貼り付け. 普通に利用できるレベルで見えるようになった. 剥離した部分もグリスで埋めたからかもとから周辺使ってないからなのか,影響が見られない. もしかしたら微分干渉モードだと駄目かも. |
時間補間とノイズ除去2
前回まではこちら で,今回のはこれ.動画に進化した.
Youtubeサイトでの視聴はこちら ***************************************************************************************** 福島第1原発2号機格納容器内部工業用内視鏡映像1 http://www.youtube.com/watch?v=qepHVAgNfSU の映像にノイズ除去フィルタを適用したもの. ノイズのほか,落下水滴の目障り感が減少します. 左がオリジナル,右がフィルタ適用です.それぞれ640*480ピクセルを横に並べて比較 (コーデックの都合で動画サイズは1280*720とし,上下に黒部分を足しています) 使用ソフト AviUtil フィルタ NL-means-filter このフィルタには時間方向と空間方向の機能がありますが, 空間フィルタを利用するとノイズ除去効果は上がるものの, 画像が補間によって当然ぼやけたように見えるので使用しませんでした. 時間フィルタは参照フレームを増やすほどノイズや水滴の除去効果が上がりますが, カメラ移動時にゴーストが出るようになるので,前後1フレームのみ参照しています. カメラ静止時の画質に特化するような設定も可能ですが, まあ,今回は穏当な範囲,ということです. 東電も最初から綺麗にしたビデオを出すこともできたでしょうが, きっとあえてそのまま出してきたのでしょう. おそらく,撮影を工夫し,OpenCVとかの画像処理機能で本気の画像処理を開発すればもっと見えるものもあるんではなかろうかと思いますが, きっとそれは私ではなく原子力学科の学生の仕事でしょう.頑張ってください. すべての事故対応に当たっている方々に心よりの感謝を. *****************************************************************************************
もうちょっと詳細に書くと, 「Craving Explorer」等で元動画をローカルに保存する. 保存したデータをがんばってAviutilが読める状態にする.まあ,プラグイン探しが主な仕事. 大容量のストレージとそこそこ速い演算能力を確保する.ここ大事. Aviutilを使って「nl-means-filter」プラグインの補間処理を使用する. 掲示板でお話していた際は,「補間法を使うと,時空間方向の解像度が落ちるのはわかっているよね?」という厳しいご指摘. 議論中,Shimalithは「たとえ放射線でノイズが乗っても,解像度が良いぶんビデオスコープのほうがファイバスコープより有利. 最大ケーブル長などでもビデオスコープを使うほうが良い」との立場であったので, わざわざ空間解像度を押し下げるタイプのフィルタを使うのは避け,主に時間補間を利用する方針をとっていた. 「時間補間なら,撮影したいと思う対象を見つけた時に,しばらく停止して撮影すれば良いでしょ?相手は構造物なんだし」 とはいえ,数フレームの補間を行うと移動時にゴーストが発生する(参照フレームのどこも停止していないんだから当たり前)こと, また参照フレーム数は演算時間にダイレクトに影響するため,今回は時間補間-前後1フレームを採用し,その他のパラメータは適当に調整した. 保存の際は,無圧縮AVIだと今回の640*480で数分の動画でも数GBとなるので,ハフマン圧縮による可逆圧縮huffyuvを利用するのが無難. ここまでは,タイムスタンプで確認すると,2012/02/22までに出来ていた. ただ,処理後の動画だけ上げても見づらいだけなので,左右に処理前後の画面を並べて(Aviutilの拡張編集プラグインを使用),, Youtubeに上げるところで見事に詰まった. 当初,適当に投げつけてYoutubeのフォーマット変換機能でも使おうかと考えていたのだが, huffyuv形式を理解してもらえなかったか,その後の変換でミスったか,,エラーが出て上げられない. 無圧縮だと50GB近くあってアップロードがまず不可能. じゃあこっちでH.264まで持っていくか,と,普段使っている高速動画変換機能,AMDのavivoを利用している「A's Video Converter」に,, 投げられない. 640*480動画を横並べすると,当然1280*480の動画になるわけだが,エンコードフォーマットには4:3か16:9か, 少なくともそんな潰れたアスペクト比が設定項目にない! そんなわけで絶賛放置プレイしていたのですが. 8月になって,ふと「アスペクト比が合うまで上下に黒帯を入れて余らせれば変換できるじゃん?」と. Aviutilの拡張編集で動画サイズを1280*720にとり,そこに動画を2つ貼る. 黒帯部分には文字をPaintShopPro6でさっくり制作してbmp形式で貼りこんだ. これをhuffYUV形式で保存.8.4GBになった. (ちなみにこれを無圧縮とすると90GBオーバになる.HDD空き不足のエラーで保存に失敗したw) A's Video Converterでエンコードする. ffdshowのデコーダでhuffyuvをデコードし,H.264でエンコード.190MBになった. これをアップロードして,終了. まあそんな(主に余計な)苦労の末のブツなので,回線に余裕があるなら,ぜひHD画質でおっきくして見ていただきたいと思います. ・ノイズの話? 場末の砂嵐まみれの映画館でも内容が理解できることからも明らかなように, 本来人間はノイズキャンセラを持ち合わせているのですよ. ほら,ここに書いてあるこの文章, どうしてあなたはギザギザのドットの集まりでなく「これは文字である」と認識できるの? 人間っていうのは,見たいものを見たいようにしか見られない生き物で,ありのままを見られるって考えるほうがおかしいのです. とはいえ,技術的に目障りなノイズを取り除くと本来見たかったものに集中できるっていうのも事実で, 最新のretina液晶のiPadなんかでも,pdfの読みやすさが全く違う,なんて話もあります. 今回の動画に目を向けていただくと, ノイズと水滴の一部がない右の動画のほうが見やすいが,白っぽい霧のようなものが缶壁にそって流れているように見えます. これは内部での高湿度と風の発生, 格納容器の温度勾配と水の凝縮,気化を利用した対流による冷却作用がある可能性を見ているのではないでしょうか. ・こんなテキトーな処理でもある程度見やすくなるのだから,東電は最初っから処理して出せばいいのに,と思わんでもないですが, 彼らがうかつに処理すると「捏造」と言われかねない,というのが大きいのでしょう. また,ノイズ自体もそれなりに情報を持っています.なにせ放射線がCCDに飛び込む時のノイズ. カメラに水滴が着くと処理前の動画のノイズも少なくなるのがわかると思います.水遮蔽は大事です. また,炉内の空間でも,ノイズはちょっとした位置関係で変化しているように見えます. ノイズの位置と量をマップすると,圧力容器に残っている燃料の分布を算出できる可能性があるのではないでしょうか. まあ,プレスリリースの写真がノイズだらけだったことを理由に,彼らのやることはなんでも失敗に違いない!というメディア様方に, 「ノイズだらけで失敗」と散々罵られるくらいなら,今回やったように,「生データ+処理したもの」という形で出しておけばいいのに, と思わんではないですが. 動画のコメントにも書きましたが,放射線のノイズってかなり特徴的な入り方をするので, 単純なフィルタでなく,openCVなどを使ったソフト処理や,FPGAなどのチップ処理による 「ビデオスコープの放射線ノイズに特化して高速に処理できるもの」が作れるはずです. これからの原子力技術で必ず必要になってくるこういったものこそ, 原子力学科の卒研テーマにいいと思うんですけど. だれかやってみません? |
DSO nano update
超小型ポータブルオシロ「DSO nano」のファームウェアアップグレードについて オープンに作られているオシロスコープのため,ファームウェアが公式版の他に有志作製版が存在する. 基本的には,「エアーバリアブル ブログ」さんの 「超小型オシロスコープDSO Nano サードパーティのファームに書き換えてみた その他の情報等紹介」 のやり方を見ていただければいいのだが(非常によくまとまっていて参考になる), PC環境の違いのせいか,一部挙動が変わっていた箇所について,書いておく. ・ダウンロード先 "この場合、別途ドライバが必要になるので、予め用意しておく。説明書ではSTマイクロのZIPのダイレクトリンクが書いてあるが、ホームページではこのページであり、そこのum0412.zip(ファイルへリンク)をダウンロードして解凍する。" とあるが,ダイレクトリンクはSTマイクロ社のサイトレイアウト変更で切れている. (ここに限らないことですが,どうして企業サイトはURIに永続性がないんでしょうね.) 同名(um0412.zip)のファイルは,Descriptionが 「DfuSe USB device firmware upgrade STMicroelectronics extension: contains the demo GUI, debugging GUI, all sources files and the protocol layer」 となっているものであり,2012年5月時点でのダイレクトリンクは, http://www.st.com/jp/com/SOFTWARE_RESOURCES/SW_COMPONENT/SW_DEMO/um0412.zip に変わっている.ダイレクトリンクが切れた際はDescriptionから検索する. もう一点違う挙動だったのは,updateモードでDSO nanoをPCに接続した際に,OSが勝手にドライバを選んだ上, インストールが上手くいかず不明なハードウェアになってしまう点. これは64bitのデジタル署名付きドライバを優先して取り込んでしまうためのようであり, デバイスマネージャで「ドライバの更新」-「手動で」-「一覧から...」とし, おそらく2つあるドライバのうちデジタル署名の無いほう(作成日時は署名付きより古い)を選んでインストールしたところ,うまくいった. あとは,DfuSe Demonstrationをつかって,ダウンロードしてきたBenF版ファームのライブラリ(DSO BenF LIB v.....dfu)と, アプリ(DSO BenF APP v......dfu)を順にアップグレードしていけばOK. |
時間補間とノイズ除去
某所の内視鏡がノイズが酷いと話題なので,後処理できんか試してみる.
対象とするのはテレビ朝日系で報道されていた以下の画像
ここと同じシーンを,水滴の残像などから特定し,
「福島第1原発2号機格納容器内部工業用内視鏡映像1」http://www.youtube.com/watch?v=qepHVAgNfSU
の2015フレーム目から切り出したものが以下となる.
さらに,この前後のフレームが以下となる.
この3つのフレームを,Paint Shop Pro 6でレイヤを重ね,乗算処理によって1枚としたものが以下となる.
なお,処理パラメータは最適化されていない.ざっとやってみただけ.
・放射線による白点ノイズが消える一方,数フレーム程度では動きのない配管は,ほぼそのままである.
・意外な利点として,動きのある水滴群がノイズと同様に反映されにくくなる.
・乗算処理の過程でコントラストがキツくなってしまっているので,もう少し処理を追加しても良いかと思われる.
ではなく,大きいブロックノイズはモーションJPEG特有の圧縮によるもののような気がしてきた.昔のコンデジ動画で見覚えがある. 現場での録画時に何らかの理由で画質より録画時間を選ぶ必要があったと思われる.
|
IEでやたら「接続できません」になる,クリック後の反応が遅い
家族の複数のPC(Windows7)で発生. Internet Explorer8でクリックした後の画面移動が遅かったり,「接続できません」 「Oops! Internet Explorer can't connect www.-----」などと表示される. 特に検索時の応答がきわめて悪くなる. 原因は,「Google ツールバーのプリフェッチ機能」. これをGoogleツールバーのオプションでoffにすると回復した. プリフェッチ(先読み)機能があると遅くなるのはどうなんだろう.. |
1-10 of 10