一眼レフ用顕微鏡レンズアダプタを作る

レンズ交換式カメラの場合,平凸レンズ1枚でも写すだけなら意外と何とかなる.
きれいに撮ろうとすると難易度は急上昇するが.

今回は,空き時間にそこらに転がっていたレンズを片っ端から一眼レフにあてて遊んでいたら
意外と撮れそうなことがわかったので,マクロ撮影用に顕微鏡レンズアダプタを作ってみることにした.

まず接眼レンズを使ったアダプタ(1号).
交換レンズとして重要なボディとの接合にはボディキャップを使う.
3Dプリンタで出してももちろんよいのだけれど,500円で売ってるものがあるなら,買ってきたほうが早い.

ボディキャップのだいたい中心に30mm位の穴をあける.大きめに開けるので,だいたいでよい.
手持ちのテーパリーマの大きさよりも大きかったのでボール盤に取り付けた自在錐で抜いた.

レンズホルダは接眼レンズくん1号を作った時点では手元につぶしていい顕微鏡がなかったため,
おもむろに100円均一のお店に出かける.
アイデアに詰まったら100均とホームセンタを関係ないと思われる売場含めて一回りするとなんかいいことがある.
今回は「物干しざおの落下を防ぐためのスポンジ」を手に入れた.
だいたい30mmくらいの棒に通して使うものなので,23.2mmの接眼レンズにも使えるだろう,と.
これをボディキャップにスーパーX2を使って貼り付ける.
できた.

撮影例
接眼5x

接眼10x


接眼レンズくん2号
ちょうどいいタイミングで古いジャンク顕微鏡が手に入ったので,そのパーツを利用してもう一つ作ってみる.
作り方は同様で,ボディキャップに穴をあけ,接着する.
できた.
見え方は1号と変わらない.


対物レンズアダプタ

対物でもできるはずなので,アダプタを作ってみる.
RMSマウントのねじを切るのが面倒なので,これもジャンクから取付け部をかっぱらってくる.
でっぱりが邪魔なので適当に取り払う.真鍮製なので加工は容易.

穴をあけたボディキャップに接着する.

実際に撮ってみると,正直対物レンズ方式のほうが写りはよい気がする.
対物4x

なんかお札ホログラムがベンチマークになってるっぽいので

たぶん10x
対物40x
ホログラムの文字が小さな四角の集まりであることがわかる.

手持ちで使えるのは10xのレンズがやっと.40xのレンズだと被写体カメラともに固定されていないとつらい.
100xは固定に加えて,作動距離の問題で照明をどうにかしないと使い物にならない.
(100xのレンズ使って撮影するなら顕微鏡に接眼USBカメラつけたほうが確実な気もする)

通常の交換レンズ+接写リングとで撮り比べると,倍率だけは対物4倍の時点で勝てる.
ただし,絞りがないので焦点深度を超える高さのある物体の撮影には全く向かない.
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